[昆虫・動物図鑑]
[マッコウクジラ]
史上最大の肉食動物。巨大な頭部と形状が特徴的。又、マッコウクジラはクジラ種の中では深海に生息する。
マッコウクジラの名の由来は、抹香から由来すると言う説が有力。 抹香は、香りを意味し、マッコウクジラの腸内から香料に似た香りのする物が採取された事に拠る。
オスの体長は約16- 18m、メスは約12- 14mと極めて性差がある。体重はオスが50トンメスが25トンと言うのが一般的である。
集団的には、明らかに母系家族を形成し、オスはある程度成熟をすると単独行動を取るようになる。
天敵と言えるのは、シャチと人間である。特に成熟する前のマッコウクジラはしばしばシャチの餌食となる事がある。成熟をすると尾鰭の一撃で シャチを退散させる事も可能だが、オスとメスとでは体格差が顕著にあり、成熟していてもメスの場合はシャチに食いちぎられる事もある。 成熟のオスクジラの一撃は退散どころか、シャチを殺傷する事も可能なので、天敵と言えるのは基本的には人間だけである。
かつては、精密機械の潤滑油等で非常に需要が高く、特に18〜19世紀の米国では捕鯨が盛んに行われた。近海のクジラを取り付くした米国が 捕鯨を求めて太平洋に進出。江戸時代、日本に開国を迫ったのは、日本に捕鯨基地が欲しかった為と言われている。
小説『白鯨』は、このマッコウクジラである。


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